(仮題)異世界で死にかけた少年と入れ替わった独身アラフィフサラリーマン、スキルが『絶対無敵ロボ アポロンカイザー』だった
最終更新:2024/3/24
作品紹介
独身社畜のアラフィフサラリーマンである俺は、これでもう何周目であろうか? 今日も就寝前に大好きなロボットアニメ『絶対無敵ロボ アポロンカイザー』のBDを鑑賞していた。 このロボットアニメは、残念ながら世間ではあまり人気が出なかったものの、俺は可能な限りのグッズを集め、設定や資料を読み漁り、コミケで同人誌を出すほど愛していた。 ゆえに俺は胸を張って言える。 世界で一番『絶対無敵ロボ アポロンカイザー』詳しい人物であろうと。 そんな俺であったが、出勤の途中、突如地面に出現した穴に落ちてしまい、別の世界で落馬して倒れていた少年と頭をぶつけ、なんとその体が入れ替わってしまった。 こうして異世界の貴族の嫡男と入れ替わってしまった俺だが、なんとか異世界での生活に慣れ、13歳で教会からスキルを授かった。 だがそのスキルのせいで、廃嫡、領地を追放されることに。 だがこの俺、ダストン・バルサークはまったく落ち込んでいなかった。 なぜなら、自分のスキルが『絶対無敵ロボ アポロンカイザー』であったからだ。 「このスキルを極めたら、絶対無敵ロボ アポロンカイザーに乗れるかもしれない!」 根拠もないのにそう思った俺は、異世界で絶対無敵ロボ アポロンカイザーを極めるために、異世界で奮闘を始めるのであった。 「カモォーーーン! アポロンカイザーーー!」 剣と魔法とスキルの異世界で、好きなスーパーロボットを極めんとする、元アラフィフ独身である俺の第二の人生が始まる。 ※この作品は、カクヨムでも連載されています
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