『もう用無し』と言われて追放されたS級の《暗黒魔術師》、なのでおっとりと暮らしていたら超有名クランなどからオファーが殺到!~困ったから戻ってきてほしいなんて言われてもお断りします~
最終更新:2024/3/30
作品紹介
「アラン、お前は『サターン』には必要ない。よって追放する」 Sランクの暗黒魔術者として、様々な手柄を立ててきた転生者のアラン。 だが、『もう用無し』という理不尽な理由で、パーティー全員から追放を言い渡されてしまう。 「あんたはもう要らないんだってさ、かわいそー」 「そうなのよね~、もう正直要らないわ~」 その言葉を聞いた俺は呆れと同時に、こいつらは馬鹿だなっと思った。 俺が足手まといだとフレッドに判断されて追放されたが、そもそもこのパーティーは俺の支援抜きじゃ機能しないから。 それに俺はこれでも、S級の冒険者で暗黒魔法を使う、最強の魔術師とも謳われているのだ。 アランは今後、冒険者で小銭稼げをしていようと考えていると、こんな話が俺の耳に入ってくる。 「今、S級パーティー同士で誰が国家直属の冒険者に競ってるらしいぜ」 「誰が国家直属の冒険者になるんだろうな」 そんな噂話を聞いていると、俺の元になんと有名クランからオファーが来る。 「よし、いっちょやるか」 そう思ってクランと一緒に無双していると、俺を追放したパーティーが戻ってきてほしいなんて言ってきた、だけどお断りします。
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