精霊つきの宝石商
最終更新:2024/6/25
作品紹介
気づけば子どもの姿になって、異世界に立っていた。わけもわからず駆け出して、転んだ先にあったのは美しいジュエリーショップ。まるで魔法のような輝きを放つ指輪。 お店の中に招いてくれた店主さんによると、この世界には『魔宝石』という特別な宝石があるらしい。 そうして話すうちに、私が精霊というものに愛されていることがわかって―― 「あなた、うちの子にならない!?」 「………………はい?」 それから十五年が経ち、私はそのジュエリーショップの二号店、『宝石店アステリズム』の店長となった。 宝石も、宝石を見て喜ぶ人間の顔も、等しく美しい。今日も私は、そんな美しいもののためせっせとお仕事に励むのだった。 ……前世(?)でこっぴどく婚約破棄されたから、もう恋愛はいりません。私は仕事一筋で生きていく! *この小説はカクヨムにも投稿しております。 第1章の終わり(34話)まで予約投稿済み。
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