メルセルヴィーテ帝国の裏歴史
最終更新:2021/6/7
作品紹介
世界で唯一の帝国、資源豊かで軍力も桁外れの最古の歴史を誇る大国メルセルヴィーテ。 かの国からは今も昔も多くの物語が生まれていた。 兄の婚約者に横恋慕する皇子。 公の場で婚約破棄を叫ぶ暴挙に出ながら秒速撤回をし、けれど容赦なくフラれた皇太子。 我が子の出生を疑い妻子を虐げ、後に悔いるも虐げた我が子に実権を握られ逆らえぬ皇帝。 次期皇后の座を捨て平民と変わらぬ貴族の男に押し掛ける公女。 夫の全てが微笑ましい皇太子妃。 己を貫き子を愛し民を導き、不甲斐ない夫を尻に敷く皇后。 これは、彼ら彼女らの紡ぐ表には出せない裏の歴史の物語。(という体のホームコメディ) ※短編『皇太子の教訓』のアシルの周辺の話です。アシルとブランシュの話は五章からの予定です。 特殊設定が多くあります。なるべく説明を入れるようにしますが、分かりづらいところや足りないと感じる所があれば補足を加えますのでお申し付け下さい。 時系列はばらばらです。時代が行ったり来たりします。 残酷な描写が出てくる際は前書きで予告します。 地雷がある方、苦手な方はお気を付け下さい。
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