“悪役”令嬢はご指名前に舞台を降りる。
最終更新:2017/10/29
作品紹介
公爵令嬢フローチェは、二十歳年上の叔父に初恋をして以来、彼を一途に想い続けていた。しかしある日、その優しさは出世に利用せんがための偽りなのだと知る。 彼女は悲しみに暮れる──── 「乙女心をなんだと思っていますの!?」 ことはなく、ひどく激怒した。同じく二大公爵家の長男で幼馴染のヴィレム・フィーレンスに助力を請い、打倒叔父に瞳を燃やす。 叔父を想い続けた少女と、少女を想い続けた幼馴染み。それぞれの初恋の行く末は。 ※これは、三本の短編『“悪役”令嬢』シリーズを加筆修正しながらまとめたものです。連載版はシリアス要素とヴィレム視点が短編より多めになっています。
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