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作:御陵

贖罪の屍者

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未評価

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最終更新:2020/2/16

作品紹介

屍霊術師の女、パペッタに魂を抜かれ、その魂を他人の腐乱死体に押し込められた男。 パペッタは、それを「贖罪」だと言うのですが……。 ☆長いお話ですが、ひと言でもご感想を頂けたら、三跪九叩頭して喜びます。 お返事もしますので、お気軽によろしくお願いします。 ※2020/8/24(月) 本作のメインヒロイン、聖騎士ユディートのイラストをひととせ翠さまが描いて下さいました。 https://estar.jp/pictures/25699966 ものすごい美人です。 ユディート本人も、きっと喜んでいることと思います。 本当にありがとうございます。 ※2020/2/16(日) 本作はおかげさまを持ちまして、何とか完結にこぎつけました。 それもこれも、お読み下さいました皆さまあってこそでした。 衷心より御礼申し上げます。 ありがとうございます。 ※2020/1/1(水) 例によって、メインキャラをLEGOで作ってみました。 画像はこちら。  https://estar.jp/novels/25391578/viewer?page=70 何だかよく分からないシロモノですが、まあ御陵が持っているイメージは、こんな感じだということで……。 ※2019/12/8(日) ……結局、本作は締め切りまでに完結できませんでした。 ですが、御陵の当初の予想を超えて、多くの方がお読み下さっており、このままエントリーしつつ、完結を目指すこと致しました。 本作の完結まで今しばらくお付き合い頂けましたら、この上ない幸いです。 よろしくお願い致します。 ※2019/10/27(日) 本作に登場するユディートは、死の太母(マーテル・マカブレス)と血縁がある人物です。 死の太母については、『死の太母(マーテル・マカブレス)の物語』をご参照下さい。 『死の太母(マーテル・マカブレス)の物語』 https://estar.jp/novels/25273830 ★本作に登場する屍霊術師パペッタは、  『プリモの探しもの ――虹の水晶を求めて――』  に登場するパペッタと同一人物です。  ご興味がありましたら、ぜひお立ち寄り下さい。  『プリモの探しもの ――虹の水晶を求めて――』   https://estar.jp/creator_tool/novels/25260744  

ファンタジー異世界

評価・レビュー

自分の罪が何かもわからないまま、目的地を目指す屍の男の行く先は

【物語は】 ある男が、自分の姿を鏡で確認するところから始まる。鏡に映し出されたのは、目を背けたくなるような自分の姿。それでも男は自分の姿を確認し、自分の現状を知る。その後現れた女により説明を受け、納得がいかないままではあるが、彼女の言う”贖罪の旅”の第一歩ともいうべきなのか。 彼女の待つ場所へと向かうこととなる。見覚えのある様な気のする、ブローチを思わせる留め具を胸に。果たして彼は、無事に指定の場所へたどり着けるのだろうか。 【主人公とその行く手】 早々に、冒険者から追われることとなる主人公。屍に追われるという映画は数あるが、屍が人間に追われる視点で描かれる物語は、とても斬新だと感じる。その理由は、屍に心がないというイメージによるものなのかも知れない。 彼は何度も危険に遭遇しながらも運が良いのか、自分を隠す手段を見つける。とてもハラハラする展開である。 主人公は、自分が屍になる以前のことは全く覚えていなかった。(本体は別にあり、魂だけをこの屍に移されたという事のようだ) 指定された場所が分からぬまま、自分を追っていた冒険者が話していたことを元に、一番近い街へと向かう。その途中では襲われることとなるが、それは彼にとってターニングポイントだったのかも知れない。最初に目指した街でも、冷や冷やさせられるが、彼はどうやらとことん運がいいらしい。 ここでの出会いが、彼に幸運をもたらすのだろうか? 【世界観・舞台の魅力】 この物語は、ある女に魂を屍に押し込められ、贖罪の旅をしろと指示され展開されていく。この世界では、2種類の屍がいる様だ。それは屍者、屍師であり総称を不死者という。(詳しくは本編参照)彼はどちらかに属するが、その中でも特別であるらしい。詳しいことは物語の中で、分かって来る。 重要なのは、動く屍がその辺にいる世界であり、それを狩る冒険者がこれまた沢山いるという事だ。主人公はそんな危険極まりない状況の中、何処にあるのか分からない目的地に、向かわなければならない。自分の肉体を求めて。 そして自分がどんな罪を犯してこんな状況になっているのか分からないままでもある。屍になる前の過去については、少しづつ記憶の欠片を拾うような感じで進んでいく。ただし、思い出せるわけではない。 一体彼はどんな罪を犯し、このような事態になってしまったのだろうか。そして彼は記憶を取り戻し、自分の罪が何だったのか知ることは出来るのだろうか。 【物語の見どころ】 設定が細かく、それに対しての説明も丁寧である。主人公が狩られる側というのもあり、とてもドキドキハラハラする物語だ。とにかく運がいいとしか言いようのない強運の持ち主であり、そんな彼が危機を乗り越えていく様が、見どころの一つではないだろうか。 そして少しづつ手に入れていく記憶の欠片。これらが一体何を指示しているのかと、好奇心を刺激されるのだ。全体像がなかなか掴めないので、続きがとても気になってしまう作品でもある。(エブリスタ版P58まで読了) 果たして彼は、自分の肉体を取り戻すことが出来るのであろうか? そして彼の犯した罪は何だろうか。 あなたもお手に取られてみませんか? 狩られる側のハラハラドキドキ感は、なかなか味わえるものではありません。そして、彼の贖罪の旅の結末を是非、その目で確かめてみてくださいね。 お奨めです。

5.0

crazy's7