ナスティテルメスのみる夢
最終更新:2021/1/9
作品紹介
ジゼルは、神の炎の前で跪き祈る守り人であった。 王女として生まれて、兄王のため、王家のため、国のために祈ることが与えられた役目だった。 すべてを諦めることを教えられたが、兄が死に、弟が即位した日、神殿から解放される。 その日、ジゼルは過ちを犯した。 銀狼の獣人を、ただ望み、ただ愛した。ただ、愛されなかった。 手を握っても、握り返されない。微笑んでも微笑み返されない。そんなこと、分かってた。 執筆済み、連日0時投稿
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