聖女の転生体に選ばれた私ですが、美味しいご飯だけ食べられればそれでいいので気にしません
最終更新:2019/1/26
作品紹介
その大陸には「聖女」と呼ばれる存在がいた。 100年以上前からその大陸に君臨し、災害を止め、砂漠の地を収穫豊かな実りある大地に変える能力があった。 聖女は転生という力を使い、身体に老いが訪れると、若い少女に身体を乗り換える。 そのような転生先の候補生は 「聖女転生体候補生」として、都の学園に集められていた。 ミルティア=アディ=ネルテルゼという少女は、貴族の令嬢だが、長女ですらない女という理由で、両親から無視をされ、食事もロクに与えられなかった。 召し使い達に取り入り、なんとか生き延びてきた中、突然「聖女転生候補生」の一人だと告げられ、聖女の可能性は低いが都の学園に来るようにと、呼ばれたミルティア。 「都に行けば美味しいものが食べられるはず」と胸を高鳴らせ、彼女は城を出た。 学園でも、「この年齢で学園に来るようでは可能性が低い」と落ちこぼれと扱われ、無視されるミルティア。 それでも彼女はめげない。 美味しいご飯だけ食べられればそれでいい。 そんな中、聖女の側近であった老女がミルティアに告げた。 「お前こそが、聖女の転生体である。バレないように暮らせ」と 完結に伴いタイトルを変更しました 旧名「落ちこぼれ令嬢が聖女の転生体として選ばれたようですが、私は美味しいご飯が食べられればそれでいい」 後日談含めた外伝の連載始めました 「龍姫と聖女シリーズ外伝」 https://ncode.syosetu.com/n9473fg/ 物語終了後の聖女のお話の連載始めました https://ncode.syosetu.com/n2660fj/
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