偉志倭人伝 ―宦官は蓮の花托の上で微睡む―
最終更新:2022/1/5
作品紹介
異国からの奴隷として東方の大国「偉」に献上された名もなき少年は、宦官(去勢された男性)・白木蓮として後宮で生きてゆくことになった。 十三歳になるころ、男性でもなく女性でもないとされる宦官の自分に、木蓮は戸惑いを隠せなくなってゆく。 第二皇子・風鳴や美しい妃候補たちとの関わりの中で、木蓮は自分の性をどのように受け止めてゆくのだろうか。 偉志倭人伝 ―王府の侍女と遠国の姫君― 上記作品のシリーズ二作目の物語です。 (一作目未読でも問題ありません)