最弱の精霊召喚士《エレメントサモナー》と、最弱の召喚強奪者《サモンハッカー》 〜1人では最弱。だけど2人揃えば最強。追放された先で新米冒険者ヒロインの最強パートナーになりました〜
最終更新:2020/6/22
作品紹介
世界最強、奇跡のパーティーと謳われる召喚士集団である『猛獣使いの饗宴』。 そこでパーティーメンバーとして荷物持ちをしていた主人公の『スカイ』は、魔王討伐を数日後に控えたある日、国王に呼び出され一方的にパーティーメンバーから外されてしまう。 さらに、あろうことか犯罪者の烙印を押され国外追放までされてしまった。 スカイが抜けたせいで弱体化したパーティーは、激闘の末に魔王に敗れ去ってしまう。 国王は知らなかったのだが、何を隠そう荷物持ちのスカイこそがパーティーを最強たらしめてきた要たる人物、【最弱の召喚強奪者《サモンハッカー》】だったのだ。 手負いとなり怒り狂った魔王に襲われた王国は滅亡の憂き目にあい、国王も無残な死を迎える。 猛獣使いの饗宴のメンバーも、この戦いで行方知れずとなってしまった。 一方その頃、犯罪者として国外追放され他国で新しい生活を始めていたスカイは、とある魔人族の少女と出会っていた。 少女の名前は『キリ』。 彼女は魔人族の身ながら人間の街で暮らし、迫害を受けていたのだが、その秘めたる能力は『饗宴』のメンバーすらも上回る【最弱の精霊召喚士《エレメントサモナー》】だった。 スカイとキリ。 各々がひとりでは何もできない最弱の存在。 だが彼と彼女は出会い、ここに最強への道が拓かれた――
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