不遇スキル《翻訳者》が実は最強でした~雑魚はいらないと追放されたけど、いにしえの秘伝書と禁術を解読して世界最強に。俺に伝授してくれと言われてももう遅い。自力で解読してください~
最終更新:2021/10/20
作品紹介
「戦うことができない雑魚は出て行け!」 この世界では人生で一度だけ神からスキルを授かることができる。 優秀な冒険者を輩出しているファシード家の末っ子として、ルークも素晴らしいスキルを授かることが期待されていた。 しかし、ルークが授かったスキルは《翻訳者》。 冒険者とはかけ離れたスキルを授かってしまったルークは、魔法も剣術も使えない雑魚として実家から追放されてしまう。 その後、翻訳者として細々と生活をしていたルークだが、ある日Sランクパーティー【紅龍】からいにしえの秘伝書の翻訳を依頼されたことによって、ルークの人生は大きく変わることになった。 歴戦の勇者が残した必殺技から、伝説の魔女が残した禁術まで。全てを解読して身につけたルークは、あっという間に世界最強の存在になる。 いにしえの秘伝書を解読できるのは、自分のスキルだけだったのだ。 自分のことを馬鹿にしていた兄たちも、ルークに秘伝書を伝授してもらうように泣きつくが、ルークが応じることはない。 冒険者として【紅龍】の一員になり、ドンドン成り上がっていくルーク。 仲間と協力して秘伝書を集めていく中で、名を国外にまで轟かせていった。 それに対して、ファシード家は素晴らしい活躍をするルークと比較されることで面白いように落ちぶれていくのだった。
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