ユーザー登録・ログイン

新規登録

ログイン

作品

レビュー

登録/ログイン

その他

オノログについてFAQ利用規約プライバシーポリシー問い合わせユーザー管理者Twitter
レビューを投稿
書籍化
コミカライズ原作
ジャンル別
サイト別
サイト関連
運営している人

@オノログ

作:櫻井 理人

時空の旅人~Memory~

星4つ

0%(0)

星3つ

0%(0)

星2つ

0%(0)

星1つ

0%(0)

未評価

0%(0)

最終更新:2020/11/1

作品紹介

フォンテッド卿率いるルーチェとの戦いから数か月。 17歳の誕生日を迎えたアーサーの元へ、彼が兄同然に慕うフランシスの姿が。 フランシスとの再会を喜ぶアーサーだったが、同じ頃時空では再び異変が起きていた。 新たな力を得たアーサーは、再び仲間たちとともに旅へ出る。 本作は「時空の旅人」シリーズ第2弾に当たる物語。 ※「時空の旅人」シリーズ第1弾はこちら →『時の旅人~CROWN~』( https://kakuyomu.jp/works/1177354054888654712 ) ※第1弾が未読の方でもお楽しみいただけるよう、登場人物の説明を巻末に入れています。

ファンタジー異世界ファンタジー錬金術懐中時計時空の旅人シリーズシリーズ第2弾

評価・レビュー

協力、敵対、戦闘、異能…ゲームのシナリオみたい

RPGのシナリオみたいだ、と思いました。各キャラに合った武器での戦闘シーンやイベントシーンが目に浮かびノベライズを読んでいるよう。ストーリー自体も王道で、架空19世紀末を舞台に時の民である少年アーサーが行方不明になった兄フランシスの行方を追い旅立つところから始まります。その過程で信頼出来る個性的な仲間に出会い物語の核である秘密に迫っていきます。 敵にも悪になった背景がきちんとあって魅力的。仲間って良いよな、そう思える素敵な小説です!

5.0

あっ

時間を超えて旅する者どもの選んだ結末とは────?!

【前回の事件の簡単な説明】 物語の舞台は1889年の霧の国。 主人公のアーサーは、懐中時計を使って過去や未来を行き来することの出来る「時の民」と呼ばれる16歳の少年である。 主人公は迷いの森でオオカミに襲われそうなところを助けてくれた人物を兄ように慕っていた。その彼が誘拐されたことにより始まっていく。主人公は彼をどうしても助けたかった。しかしその為の手掛かりは少ない。手がかりを探すため、主人公はある場所へ向かうことととなる。その道中でストーンの欠片を持つ占い師に出逢う。 ストーンは特別な能力を持ち、持っているものによりその能力は異なる。主人公はこの事件を追う中で、事件の黒幕が今から百年以上前に活躍した錬金術師、フォンテッド卿であることを突き止めるのであった。 「ルーチェ」とはギルド名 補足【前作からの主要な登場人物】 主人公:アーサー 主人公が兄のように慕っている風の国の王子:フランシス 風の国の王女:マリア 風の国の王子たちに遣える:リン・ユー 主人公が前回の旅で出逢ったタロット占い師:シャルロット 【簡単なあらすじ】 ジャンル:異世界ファンタジー 恐らく1890年の霧の国で懐中時計を使って過去や未来を行き来することの出来る「時の民」と呼ばれる少年が17歳の誕生日を迎えた。彼は誕生日に来てくれた兄のように慕う相手と、ある人物の元へ訪れる。するとそこで前回の事件が発端となり時空に歪みが生じてしまったことを知る。時空間の乱れを修復するために主人公は再び旅立つのだった。 【物語の始まりは】 ある人物が夢を見て起き上がるところから始まる。 その後本編へ。主人公は懐中時計を使って過去や未来を行き来することの出来る「時の民」である。主人公の17歳の誕生日、彼はある人物を待ちわびていた。それは前回の物語にも登場した、兄のように慕っている相手、フランシスであった。17歳はどうやら主人公にとって特別な年齢らしい。今度の旅ではどんなことが起こるのであろうか? 【舞台や世界観、方向性(箇条書き)】 「時の民」という懐中時計を使って過去や未来を行き来することの出来る一族の存在する世界。ヨーロッパの某国を思い起こさせる舞台である。 霧の国と言えば、あの国が思い起こされるので、モデルとなっているのだろうと思う。他には風の国、火の国、水の国などが存在する。 【主人公と登場人物について】 17歳になった時の民である主人公は新たな力を手に入れるが、フランシスは逆に力を悪用されない為に力を返すのこととなる。しかし、二人は共に旅立つこととなる。冒頭の人物は前作にも登場した人物。前回は彼の詳しい身の上について語られることはなかったが、今回の中心人物は彼のようである。彼は意外な経歴の持ち主であり、今回のカギを握る人物でもあったのだ。 【物語について】 前回の事件”フランシスの懐中時計を使って歴史を変えた”ことがもとで”時空間に歪みが生じてしまった”ことが今回の旅の発端となる。主人公たちは時空間の乱れを直すために旅立つのだ。前回の事件やそこで出会った人物については簡易にしか説明されていないため、詳しく知るためには前作を読む必要があるかもしれない。今回の旅で事件解決のために旅立つのは、主人公と風の国の王子たちに遣えるリン・ユー。そして旅の途中で出逢った、タロット占い師の シャルロット。果たして彼らは無事に時空の歪みを修復することはできるのだろうか? 【良い点(箇条書き)】 ・前回の物語を活かしている。 ・歴史を改変するには、当然通らなくてはならない道がある。変えられたからこその未来も当然そこにはある。良い選択だけがある物語ではない。 ・前作で謎のまま終わっていた部分をメインに持ってきたところが面白い。 ・一つの物語があり、それに被せるように新しいルートが起こるスタイルというのは興味深い。(玉についてなど) ・単なる続きではなく、前作を掘り下げたような形になっているのも良いと思う。 ・歪みを直すことで未来がどう変わるのか? ハラハラする物語でもある。 【備考(補足)】事件前夜までの拝読 【見どころ】 やはり前作を知っている方が楽しめる物語であると感じる。時空の歪を直す旅には3人で行くことになるのだが、それぞれに役割がある印象。この物語では、前作では分らなかったことも明かされていく。その中には、主人公が気づいていなかった時計についてのことも含まれる。分からなかったことが明かされて、なるほどとなる部分が一番の見どころであると感じた。 旅の中で、時空の歪を直すためには究極の選択もしなければならないことも明かされていく。彼らは果たしてどんな選択をするのだろうか?  是非あなたの目で、この物語の結末を確かめてみてくださいね。お奨めです。

5.0

crazy's7