やり直したい傲慢令嬢は、自分を殺した王子に二度目の人生で溺愛される
最終更新:2022/11/13
作品紹介
「長らく人質としての役目、ご苦労であった」 冷たい声と淡々とした顔で、私の胸を貫いた王子殿下の――イヴァーノの剣を、私は今でも忘れられない。 十五年間、公爵令嬢としての身分を笠に着て、とてもワガママ放題に生きてきた私は、属国の王太子に恋をして、その恋を父に反対されてしまった事に憤慨し、国を飛び出してしまった。国境付近で、王子殿下から告げられた己の出生の真実に後悔しても、私の命は殿下の手によって終わる。 けれど次に目を開いたときには五歳まで時が巻き戻っていて―― 傲慢だった令嬢が己の死を経験し、命を懸けて恋と新しい人生を紡ぐストーリーです。 2022.11.13 全話改稿しました 表紙絵/灰田様