婚約破棄したい婚約者が雇った別れさせ屋に、何故か本気で溺愛されていました
最終更新:2021/7/17
作品紹介
「私、聞いてしまいました。」 __ヴィオレット・ブラシュール伯爵令嬢は、婚約者であるフェルナンド・ブルレック辺境伯令息に嫌われている。 ヴィオレットがフェルナンドにどんなに嫌われても、たとえ妹のモニクと浮気をされたとしても、この婚姻は絶対で婚約破棄などできない。 それでもなんとかヴィオレット側の都合による婚約破棄に持ち込みたいフェルナンドは、『別れさせ屋』に依頼をする。 最近貴族の間で人気があるラングレー商会の若き会長は、整った顔立ちな上に紳士的で優しく、まさに『別れさせ屋』にはぴったりの人選だった。 絶対に婚約破棄をするつもりがない令嬢と、嫌いな令嬢との婚約を破棄したい令息、そして別れさせ屋のイケメンのお話。 *『アルファポリス』様、『ノベプラ』様、『カクヨム』様にも投稿しております。 番外編はアルファポリス様にて更新中です。
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