訳ありすぎる伯爵子息の運命は、「救国の英雄」?〜主を喪った自殺志望の伯爵子息(騎士)が愉快な仲間たちと腐敗しまくった帝国を救うまで~
最終更新:2021/7/11
作品紹介
「こんな罪深い僕に、生きる価値なんてありません」 アルスター伯爵家次男にして騎士であるシリルは、忠誠を誓った主である皇太子を亡くして以来、自殺未遂を繰り返すようになる。やがて実家からも腫れ物のように扱われるようになり、療養という名目のもと診療所へと厄介払いされる。 一方、隣国の商人であるにもかかわらず、なぜか診療所に住み着いているルーカス。貴族を唾棄する彼は明るくシリルを迎えいれる。しかし、実はルーカスには裏の顔があって……? 一見平凡な、しかし個性派揃いの仲間に囲まれ、少しずつ変わっていくシリル。だが、トラウマと過去の罪が彼を苦しめる。帝都での新たな仲間との出会い。明らかになる腐敗しきった帝国の内部。そして暴かれる、シリルさえ知らなかった、彼の存在に隠されたとある「真実」。激動に彼は否応なく巻き込まれることになる……。 ※あらすじの一部を変更しました。近々タイトル変える予定です。(11/22) ※第1話〜第3話の一部を変更しました。最新話まで読み進めてくださっている方に再読の必要はありません。もしお時間があれば、違いを探しがてらお読みいただけると幸いです。(5/17) ※現在更新を停止しておりますが、エタらせているわけではございませんのでご安心くださいませ。詳しくは以下の活動報告をお読みください。(9/5) https://syosetu.com/userblogmanage/view/blogkey/2855397/