悪役令嬢は乙女ゲーの裏側で世界を救う?
最終更新:2020/5/27
作品紹介
ルイーズ・カサランテ・ラクフォード・エラ・ストレリツィとして転生した私。侯爵令嬢にして、魔法の天才、そして『紅碧双月のストランブール』という乙女ゲームの悪役だったりします。 そのせいかゲームとして転生後の人生を見てしまうところがあり、きれいな町並みに対して「グラフィック、がんばってるな」とか、努力している人がいても「NPCのくせにやるな」などと侯爵令嬢でなければ生意気な子供と怒られそうな感想を抱くばかり。 ところがストランブール王国が戦争に巻き込まれそうになり、マグリティア帝国の和平派の貴族と戦争回避の方策を探ろうとします。 しかし、これは乙女ゲーの負けイベント。 ゲームのラスト、婚約破棄されたあげく、戦争回避に動いたことが帝国と内通だと疑われ、国外追放されてしまう。 しかし、上手くいけば戦争回避の道はあるはず……というシリアスな物語になる予定が悪役令嬢の夏休みの大冒険とか、珍道中になりそうです。
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