転生したけど、王子(婚約者)は諦めようと思う
最終更新:2020/10/11
作品紹介
ノイン王国宰相・ザリエル公爵には、一人娘がいる。 銀色の髪にアメジストのような澄んだ瞳を持つ美しい娘・クリスティーナだ。 彼女の幼い頃からの婚約者は、ノイン王国の第一王子、アルベルト。 婚約当初から恋に落ちた彼女は、傍若無人に彼に愛を示すが、いつのまにか愛想をつかされて、十五歳の誕生日には会うこともできず、贈り物だけが届いた。 贈られたその髪飾りを見た彼女は、ふと気づく。これは、異世界で自分がプレイしていた、恋愛シミュレーションゲームの、恋敵役の令嬢が身に付けていたものだと。 そして今現在、自分がいるのは、愛しい王子様を、恋愛シミュレーションゲームの中でいうところの、主人公・クララに奪われるルートだった。 嫉妬とプライドの狭間で懊悩する、恋する乙女と青少年の、切ない純情ラブ。 2016年1月30日一迅社文庫アイリスNEOより書籍化 本編完結済み ※本作品の無断転載・および無断翻訳をお断り致します。 ※本作品は、小説家になろう様でのみ掲載中です。
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