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作:早匂 素花

王太子殿下の読書係

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最終更新:2013/12/5

作品紹介

『お前の役目は、俺の目の代わりに本を読むことだ』 なぜ自分が読書係にされているのかわからないまま、視力を失った王太子エリオットのために書物を読み聞かせ続けるノエル。 「……お前の髪は陽にあたると小麦畑みたいだったな、と思ったんだ」エリオットの呟きがきっかけで、彼に小麦畑を“見せ”ようとしたノエルは—— /第167回コバルト短編小説新人賞「もう一歩」/自サイトから転載

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