夏至の夕闇、秋晴れの朝
最終更新:2017/5/13
作品紹介
ベルヌス族の族長には美しい双子の娘がいる。 男勝りな姉のウルスラと女らしい妹のギーゼラ。 北方の地にはうわさが流れていた。帝国の新しい総督にして副帝を兼ねる男は、ベルヌス族の娘を花嫁に望むのではないかと。 夏至祭の日、帝国の副帝がベルヌス族の集落にやってくる。その夕べ、とある事件が起こった。 ウルスラは副帝の命を救い、そして彼から婚約を申し込まれる。 政略上の理由で婚約を交わしたふたりだったが、次第に心惹かれあうようになっていき……
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