王子殿下の飼い猫はすこぶる毛並みが良いらしい
最終更新:2022/9/18
作品紹介
劣等感の塊と化した地味系宰相令嬢と、秘密と孤独を抱えた美貌の王子の、 不器用でじれったい両片思いの恋物語。 【本編完結済】 【KADOKAWAビーズログ文庫様より書籍版発売】 宰相令嬢・アデライン(8歳)は、国王の嫡孫ルトヴィアス王子(10歳)と婚約した。 それは国内の政治バランスを考慮した政略的な婚約だったが、金の髪と碧の瞳をもつ美貌の王子にアデラインは一目で恋に落ちる。 しかし7年後。 ルトヴィアス王子はアデラインとは別の女性と恋に落ち、彼女と結婚するためにアデラインとの婚約を解消すると言い出したのだ。 王子との結婚を指折り数えていたアデラインは傷つき、ようやく悟る。この婚約が『政略結婚』であるという、その意味を…。 そして更に3年後。 婚約解消とはならなかったものの、『名ばかりの婚約者』と人々に嘲笑されるアデラインに、ルトヴィアス王子は優しく微笑みかける。その微笑みに隠されていたのは…。 ※作中に『猫』は出てきません。
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