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作:ペルスネージュ

『灰色乙女の英雄譚』 オリヴィ=ラウスは舞い戻る

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最終更新:2021/6/12

作品紹介

 ミアンにアンデッドが攻め寄せ、リリアルが救援に駆け付けオリヴィ=ラウスと『彼女』が出会う少し前の話。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ □第一部 二人の英雄の最後  帝国にサラセンの大軍が迫っていた。美麗帝は四十年前に陥落させる事の出来なかった帝都ウィンを攻略するべく十万を超える軍勢を整え初夏の時期に現れた。  ウィンに向かい北上する軍の背後には、四十年前の戦いで因縁のある『二コラ・シュビッチ』の籠る城塞『シゲット』が存在していた。二コラ軍はサラセン軍の背後・補給路を脅かす神出鬼没の攻撃を行っていた。  ウィン攻略の前に、一蹴しようと美麗帝率いる本隊がシゲットに迫る。  二コラとは旧知の中であったオリヴィは大量の火薬を買い付ける指名依頼を二コラから受け、帝国内の諸侯・商人に働きかけ必要とされる1.5tもの火薬と大量のポーションにワインを携え二コラの元に駆け付ける。  二コラ軍二千数百対サラセン軍十万の戦いが始まる。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★  このお話は、『妖精騎士の物語』と『灰色乙女の流離譚』を繋ぐ一連のお話です。オリヴィの冒険譚を中心に話は進み、時間を遡る中編の連続となる予定です。  一つの話=5万字程度の中編が積み重なり、『流離譚』の後から『妖精騎士』までのエピソードが繋がる事になる……はずです。

R15残酷な描写あり冒険オリジナル戦記シリアス

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