【短編】ウッカリ死んだズボラ大魔導士は転生したので、遺した弟子に謝りたい
最終更新:2021/8/22
作品紹介
どうやら生まれ変わりをしたらしい。十二歳のミーナがそう気づいたのは、弟の怪我の治療で魔導を見たときだ。 大魔導士だった前世の記憶がよみがえり、現世でも資質があったので、同じ道を目指すことにした。 実はミーナには目的があった。前世での弟子——マルクを探すことだ。 師匠として最低だったと現世で反省したミーナは彼に謝りたかったのだ。 死んでから三十年経っていたが、同じ魔導士ならば探しやすいと考えていた。 魔導士になるために魔導学校の入学試験を受けなければならない。試験には無事に合格したが、校長室にミーナは呼び出されて試験結果について問い質されることになる。 そこで弟子と再会するが、彼はミーナが師匠だと信じてくれなかった。 「私のところに彼女の生まれ変わりが来たのは、君で二十五人目です」 なんですとー!? 全三話。 鳴田るな様主催【純愛短編企画】参加作品です。 ※誤字脱字報告ありがとうございました! ※魔法のiランドにも掲載してます。
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