モリーンの『楽園』新生(セーブ&ロードのできる宿屋さん短編)
最終更新:2019/8/29
作品紹介
説明 本作はセーブ&ロードのできる宿屋さんコミックでロレッタ編が終了したので書いた記念短編です 小説版本編二章(十六歳のころのモリーンの話)既読の人に向けております。 あらすじ モリーンが十九歳になるまでの三年間には色々なことがあって、その中でも特筆すべきは『魔族の地位向上のための広告塔になった』ことだろう。 もともと『行き場のない子供たちのための居場所を作りたい』というのを目的に宿屋経営者を目指していた彼女は、『行き場のない子供たち』を少しでも減らせるならば、と活動し、そしてその活動は一定の成功を収めた。 少しでも恵まれない子供が減ったのは喜ばしいのだが、困ったこともある。 それは彼女を『聖女』とか呼ぶ者が出てきてしまったことだ。 これは聖女と呼ばれることに恐縮するモリーンと、『あこがれの人』であるモリーンをあがめたてまつる少女の、すれ違いの物語。 弱かった彼女は、少しだけ強くなる。
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