触りし神に救い有り
最終更新:2018/1/12
作品紹介
「端的に言いますと、あなたを神様にしてしまいました」 仄暗い過去を持つ事を除けばごく普通の高校生である麻布灯醒志は、その日、新たなる神となった。 正直、突然神になったと言われたって理解が追い付かない灯醒志だったが…… 触らぬ神に祟りなし。そう思って関わらなかった所為で過去に起きてしまった悲劇。あんな出来事はもう繰り返したくない。 その一心で、灯醒志は神となった事を受け入れ、非日常に足を踏み入れる。 その先に待っていたのは、多くの人々から信仰を集めた神々や、その神々すら利用する不徳の輩──そして、灯醒志の過去と関わりのある者まで。 彼らと戦い、或いは話し合い、時には背中を預けながら、灯醒志は必死に前へ進む。 神々の争い。人間の業。過去の因縁。様々な因果が重なり、すべては混沌へと進んで之く。 刮目せよ! 今宵始まるのは、世界を──どころか天界をも揺るがす大いなる物語。 古き神話が現代に黄泉還り、新たなる神話が紡がれる。その瞬間を見逃すこと勿れ! ※本作品はカクヨムにも投稿しております。
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