私の婚約者様は、私のことが大嫌いだ
最終更新:2021/7/10
作品紹介
第三王女セイラは、幼馴染で騎士のレイリーと婚約している。 けれど、レイリーはいつの頃からか、婚約者である彼女に対して冷たい態度ばかり取るようになり。それに呼応するかの如く、セイラも自分の気持ちに素直になれなくなっていた。 そんな中、セイラとレイリーは国王から、『二人の婚約を破棄すること』、『セイラが隣国の王妃となること』を告げられる。急なことに驚く二人。 国王は更に、レイリーに第四王女でセイラの妹であるメアリーと婚約を結ぶことを指示する。 密かにレイリーを想い続けていたセイラは、彼との婚約破棄に酷く落胆する。 しかし、婚約破棄が成立した途端、レイリーはセイラに対し、優しく接してくれるように。戸惑い、喜ぶセイラだったが、あっという間に輿入れの日がやって来てしまう。 けれど、出発を祝う式典の最中、レイリーが口にしたのは、セイラにとって予想外の内容だった。 「お姉さまったら、ズル~~い!」 おまけに、セイラの妹である第四王女メアリーがそんなことを叫びだして――――? ※この作品はアルファポリスにも掲載します。
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