暴走生命の世界 バイオロジカルウェポンズ
最終更新:2021/7/6
作品紹介
勝者のいない痛みだけが残った戦いで、国が滅んで数十年。 戦いを生き延びた人々は、固く丈夫で強固な防壁に囲まれたシェルターの内側で暮らしていた。 襲い掛かるは、動物を、昆虫を、植物を、あらゆる生き物を遺伝子操作し作られ自らが生きるための殺し喰らう巨大な生物たち、生体兵器。 時として個で、集団で襲い掛かってくる生体兵器に対し、人々はシェルターの周囲に前線基地を作りその死の波を食い止めていた。 過去の生活の面影が残る廃墟で、 激しい戦いの痕跡の残る戦場跡地で、 人がいなくなったことで育つ大自然の中で、 現在を生きる人たちによって作られた前線基地で、 人々を守る盾として戦う一般兵と生体兵器を狩る矛として戦う精鋭、 彼らは今日も武器を持ち怪物たちと戦う。 基本1章で1物語の終了式、多主人公の短編集。 <完結>
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