死神の逃亡者
最終更新:2022/4/24
作品紹介
一回り以上も歳も違う上に、趣味も興味も異なる作家の千秋と大学生の凪。接点などなさそうなのに、何だか千秋に懐いている凪と、面倒くさそうにしながらもやたらと世話を焼いてしまう千秋。どちらも互いの事情には踏み込まず、会う頻度も距離感も近いのに、それでもなんとなく距離感を置いたままだった二人の関係はそのままだらだらと続くかと思っていたけれど——。 放っておくとすぐに行き倒れる青年と、何かんだ彼の世話を焼いてしまう無精髭のおっさんとのほのぼのライフ——かと思いきや、彼らの前に、人とは思えぬ金眼の男が現れた瞬間から何やら不穏な影が。 凪の抱える秘密を知ったとき、千秋にはある決断が迫られる——。 『死神の共謀者』 https://kakuyomu.jp/works/16816452219233832875 のスピンオフとなりますが、これだけ読んでもお楽しみいただけるかと思います。 短編『いつかまた奈落の底で会う君のために』を読んでいると、よりお楽しみいただけるかもしれません。 https://kakuyomu.jp/works/16816452219429270846