吸血鬼さんの献血バッグ
最終更新:2020/5/25
作品紹介
(旧タイトル:吸血鬼さんの献血パック) ストロベリームーンのある晩、鳴海はひとりで帰っているところで吸血鬼に血を吸われてしまう。 「……不味っ、自分の血ぃ不味っ!」 「ひ、人の血を吸っておいてなんで駄目出しなんですか!?」 「自分もっと身体大事にしいや? ええ血やのにもったいない」 「人に噛みついておいてなんですかこの言われようは……!」 不味い血だとさんざん駄目出しを食らった上に、何故か食育される羽目になる。 なんで吸血鬼の献血パックになるために、血液サラサラにすることになってしまったんだろう。 関西弁吸血鬼とお疲れ社会人の、吸血と食育の日々。 *吸血鬼が登場する関係で、不定期に吸血描写があります。苦手な方はご注意お願いします。 *2020年5月25日、新紀元社ポルタ文庫より書籍化されます。詳細は活動報告よりご確認ください。
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