かぎろひの立つ
最終更新:2016/8/18
作品紹介
昔々、お爺さんとお婆さんが小さな村に住んでいました。ある日、お婆さんが川で洗濯をしていると、川の上手から一隻の船が流れてきました。その船には美しい女が乗っており、さらに女のお腹には子が宿っているようでした。お婆さんは慌てて家に女を連れて帰ると、母の命と引き換えに――この世を救う勇者が生まれたのです。 鬼により世が闇に包まれようとするとき、一人の少女に導かれ、勇者たる少年は剣を取り立ち上がる。これより語るは、ある少年の英雄譚。人と鬼の間の物語。 昏い闇が立ち塞がっても、旭日を見いだせ!
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