双剣魔眼の剣術学院クロニクル
最終更新:2021/12/20
作品紹介
剣術学院の五年風竜クラスに在籍するアルバートは、昼間は普通の学生として学院生活を送っていた。 だがその正体は、アステリア王国の首都ウルズを守る『闇夜の死竜』と呼ばれる神出鬼没の剣士だった。 天下無双の双剣術、アレクサンドリート流の継承者を祖父に、有名冒険者の父を持つアルバートは、幼い頃から剣術を叩き込まれていたのだ。 ある日、仲間と共に『闇夜の死竜』を探すことになったアルバートは、面倒なことになったと思いつつ、深夜の冒険者区へと繰り出した。 情報集めに立ち寄った酒場で、酔っぱらいの冒険者に絡まれたりとトラブルに見舞われたが、何とか目的の人物を見つける。 あとを追いかけるとそこには廃墟となった旧冒険者ギルドがあった。 そこで謎の黒装束と戦闘になったアルバートたちだったが、担任教師の介入で事なきを得る。 だがそれは、事件の始まりに過ぎなかった。 後日、野外授業の一環でサイーダ森林に向かうことになったが、優等生が集う樹竜クラスの生徒が行方不明になってしまう。 自分の魔眼なら追跡は可能だと担任教師に詰め寄ったアルバートは、仲間たちと共に森の奥にある稲妻の谷へと辿り着いた。 そして、そこで見たものは驚異の魔物ワイバーンだった。 ベテラン冒険者でも単独で倒すのは難しいと言われる難敵を、アルバートは双剣で斬り裂いていく。 これは剣術学院に通うアルバートと、その仲間たちが巨大な悪に立ち向かう物語である。 ※カクヨムに連載していた『世界最強の剣聖』の続編ですが、今作からでも楽しめます。 ※カクヨム版『世界最強の剣聖』は、なろう版『世界最強の剣聖』に九万字の加筆修正を行ったものになります。
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