【短編】「双子の兄が『ここは乙女ゲームの世界で自分は卒業パーティで断罪される悪役令息だ』と騒ぐので、妹の私が男装して学園に入学しました」

王子「アルビー・レーヴィット！　貴様を断罪する！　レーヴィット公爵家を取り潰し、貴様を国外追放する！」私「理由は？」王子「貴様がクロリス・ザイドル男爵令嬢を襲ったからだ！　ザイドル嬢は貴様の子を宿している！」私「証拠は？」王子「クロリスが貴様がやったと証言している！」私「いや、被害者の証言だけで断罪されましても……つうか私女なんでザイドル嬢を妊娠させるのは無理です」王子「なんだと！　貴様が女だというなら証拠を見せろ！（脱げ！　脱げ！）」私（鼻息が荒いんだよ、このスケベ！） これは「ここは前世でプレイした乙女ゲームの世界で、僕は悪役令息のアルビー・レーヴィット！　このままだと学園の卒業パーティで断罪され、僕は国外追放され、レーヴィット公爵家はお取り潰しになる！」という兄の悲痛な訴えを信じた主人公が、破滅フラグをへし折り兄と公爵家を救うため、男装して学園に入学し、卒業パーティでアホ王子とビッチヒロインにざまぁする物語。 アルファポリス、カクヨム、pixivにも投稿してます。 この小説の兄視点の話を投稿しました。よろしければ読んでみてください。【完結】「乙女ゲームの全ルートで断罪される悪役令息に転生しちゃいました！」 「Copyright（C）2021-九頭竜坂まほろん」 ・「第10回ネット小説大賞」一次選考通過作品。2022/05/13