【完結】本当に悪いのは、誰?
最終更新:2022/6/19
作品紹介
※このお話には、国同士の紛争の描写が多数出てきます。ご了承ください※ ローザリンデは彼女を愛する人たちに囲まれ、亡くなった。自らの義妹ラーラとともにいるであろう夫、ゲオルグを病床で思い浮かべながら。母の死後、次々と発覚する父の裏切りに、長男ルードルフは父抜きでの葬儀を、母の幼馴染、ガッデンハイル枢機卿の下執り行う。しかし、埋葬の時突然やって来た父は、その日の未明、掘り起こされた棺の母の骸に覆いかぶさるように亡くなっていた。 そして、永遠の眠りについたはずのローザリンデは目覚める。かつて自分が十七歳だった時の、とある朝に。 そこから始まる、やり直しの物語。 ローザリンデと、彼女を取り巻く人々の不幸な人生。悪かったのは、誰なのか。 ※完結後も、誤字脱字教えて下さる方、本当にありがとうございます!
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