赤き龍の英雄物語〜追放された英雄さんは森で隠居生活始めました〜
最終更新:2021/12/21
作品紹介
アレン・シェパードは火龍魔法兵団の団長として長年サンチェスト王国に仕えていた。 その火龍魔法兵団は百人ほどの少数でありながら十万の軍隊にも匹敵すると言われ、周辺諸国の侵攻を阻み続けて、サンチェスト王国を守護してきた。 その功績から本来なら忌み嫌われるエルフの血を半分持つハーフエルフでありながらアレンは絶大な人気を誇り。夜な夜な酒場に行くと彼の英雄譚を歌う吟遊詩人が多くいるほどで。 サンチェスト王国の国民達から彼は英雄とまで呼ばれていた。………しかし。 「国賊が!」 ある日、アレンは謂れのない罵声を浴びて、サンチェスト王国から国外追放されることとなる。 それはアレンの功績に妬む者、ハーフエルフを差別する者による陰謀だった。 国外追放されたアレンは国に未練を残しつつも、隠居することを決める。 そして、余生を次世代を担う子供達を見守り、育成することにしたのだ。 対して、アレンを失ったサンチェスト王国は、他国からの侵攻を止めきれず滅亡の危機が訪れる。 危機に陥ったことでアレンに恥知らずにもほどがあるが、再び縋りつこうと捜索に乗り出す。他にも周辺諸国も何らかの目的を抱えてアレンの捜索を始め……。 本人は自覚はないがヒロリックシンドロームなアレンにはただ隠居していても、厄介は巡り巡ってきて……。 冒険者になってみたり、戦場で無双してみたり、闇に暗躍している者達との斬り合ってみたりと、何かと忙しい。 更には一国の姫や聖女……世界美女達がアレンを見つけてハーレム? いや、修羅場……。 アレンは果たして無事に弟子達とともに隠居生活を送ることができるのだろうか? 毎日更新。忘れてたらごめんなさい。
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