異世界創世の礎になって200億年~ついに異世界生活始めました~
最終更新:2021/7/6
作品紹介
新たに世界を創造した老神は、欠かせない『歪み』の処理に手をこまねいていた。 『歪み』とはいずれ世界を崩壊へと導くことになる危険な代物である。 本来神が処理しなければならないこの危険物を、老神は処理をめんどくさがった。 「人の魂に『歪み』を吸わせときゃいいじゃん。どうせ魂なんてたくさんあるんだし」 そうして新出 入は人柱として選ばれた。 ……のだが、あまりにも高圧的な老神の態度に腹を立て、新出は神に暴言を吐いてしまう。 ブチギれた老神が与えた罰は、新出の記憶、意識、肉体をそのままに歪みを処理する装置として使うことだった。 やがて、200億の時が経ち、神も新出のことを忘れたころ。 古代遺跡を訪れた考古学者の女の子、リーシェの手により新出は解放される。 そうして、200億年の監禁生活を送っていた新出の『夢の異世界生活』が今始まる。 これは異世界の礎になった男が200億年後に成り上がる物語。 カクヨムにて同時投稿中
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