勇者パーティーの『最強暗殺者』。パーティーメンバー達に裏切られ追放、死んだ事に。……ならもうのんびり過ごそう。だがそう上手くいかないのが人生ってもん。

　王都一の暗殺者として勇者パーティーの一員だったマークス・エドウィン。 　有名王都最強の暗殺一家、エドウィン家の次期当主である。 　だがある日、国は恐ろしい計画を成功させるため、国の掃除屋であるエドウィン家を消すことを決定。 　それにパーティーメンバー達も快く承諾し、マークスは裏切られ殺された、はずだった。 『俺を舐め過ぎだ』 　マークスの実力は国の予想の遥か上をいくものだった。 　死んだことになったマークスは王都を出て、のんびり人生を生きようとするがそれが中々難しい。 　国の陰謀、他国の陰謀、世界の陰謀。 　全ての陰謀を暗殺し尽くす完全無欠の世界最強暗殺者、マークス・エドウィンの影の英雄譚。