壊れ性能の収納魔法~×××を得て真価を発揮する~
最終更新:2024/1/14
作品紹介
「第9回カクヨムWeb小説コンテスト」 中間選考通過作品(24年3月) 「第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト」 中間選考通過作品(23年8月) 「第7回カクヨムWeb小説コンテスト」 中間選考通過作品(22年3月) 学校で寝ていた主人公、向後透(こうごとおる)。 起こされたと思ったら、鎧を着た兵士に囲まれていた。 日本語の話せる女性から、異世界転移したことを教えられ、混乱するがとりあえず従うことにする。 そして、わけも分からず、魔法を授かることになる。 発現した魔法は、"収納魔法"だった。 当初こそ、アタリ判定されたが、確認作業を行って行くとハズレ認定されてしまう。 それもそのはず、主人公の収納魔法は、解放時に状態を維持できない欠点があった。 岩を収納すれば砂となり、酒を収納すれば、水とアルコール、そして不純物に分離されてしまった。 検証の必要もないと言われて、異世界人を商品としたオークションにかけられる。 そして、最低落札価格で購入されてしまい、奴隷契約を受ける事になった。 購入した人物は、開拓村の村長であり、開拓村に貢献すれば奴隷契約の解除を行うことを約束してくれた。 開拓村へ向かう道中で、切り株を収納し、薪として開放すると、喜ばれる主人公。 この時は誰も気が付いていなかった。 この収納魔法は、"なんでも収納"でき、また解放時に"どんなモノでも破壊"することができた。 前の世界で無気力に生きていた主人公だが、周囲とコミュニケーションを取るにつれて、心を開いて行く。 そして、徐々に収納魔法の性能に気が付いて行く。 「これ、収納魔法に分類されているけど、使い方次第では強すぎるんじゃないか?」 順調に開拓村に貢献していた時、襲撃に会う。 身長が3メートルを超える魔物のオークだった。 村民を逃がすために、オークに立ち向かう主人公。 絶体絶命まで追い込まれた時、無意識に新しい技能に目覚める。 「……これ返すわ」 ※「完結」にしていますが、続きを書かないと思うので、完結にしています。ストーリー的には、完結していません。
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