思い出の花へ口付けて
最終更新:2019/10/31
作品紹介
幼い記憶の中で思い出すのは、可憐な花弁と優しい甘露。 あの時の少年が、私を救ってくれた。 子どもの口約束のような、遠い約束を守ってくれていた。 今世の王家に産まれた末姫は、先祖返りと称される程に強大な魔力を持って産まれてきた。 幼い頃は強大な魔力を制御出来ず暴走させ「忌み子」として地下牢に繋がれる事も度々あり、暴走が収まるまでは己の首よりも太い鎖で繋がれた日々を過ごした。 そんな「先祖返りの大魔導士」とも謳われた末姫のお話し。 旧題「思い出に咲く花」 手直し中です。 ▼無断転載お断りです▼
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