いらないと追放された『無魔力』貴族が剣神に拾われ最強教育を施されました～残された兄の方が無能だったとか知ったこっちゃないのだが～

「ジーク！　貴様はもはやアインツベルクの人間ではない！」たった一言それだけでジークは帰るべき家を失った。 魔物が蔓延る世界で”力”は絶対的な意味を持つ。 ジークの住む王国も例外ではなく、力を持つ者が貴族となり国を支配していた。 そんな中公爵家に生まれたジークは魔力測定の議を受け『無魔力』だと判定をされてしまう。 魔法が使えない人間が貴族でいられるはずもなく、公爵家を追放されてしまう。 挙句の果てには存在していたことを許されず、殺されそうになる。 「剣が魔法に劣るなんて誰に習ったんだ？」「君には剣の才格がある」「どうだ？　魔法を”斬ってみないか”？」 しかし、命を救ってくれた東の国の剣士ツバキとの出会いにより魔法への認識が変わっていく。 魔法を全く使えない『無魔力』貴族が最強の剣士に弟子入りをして6年。魔法で苦しむ元許嫁や元妹を救い、魔法が使えない”落ちこぼれが”世界の常識を塗り替え、『救国の剣神』と呼ばれるようになる物語。