魔力なしの私が魔術学園の主席を獲ります〜私を見限った人達は指を咥えて見ていてください〜
最終更新:2021/7/30
作品紹介
魔術で有名な家系に生まれたエリア=カタストリックには双子の姉がいた。彼女らはとても優秀で周りからは神童と謳われるほどの魔力保有者だった。だから、エリアにも期待がかかっていた。きっと姉のようになれる日が来ると、自分でも信じていた。 だが、7歳の時に臨んだ魔力測定でエリアは魔力のない無能力者だと判明してしまった。その時から、エリアは家族に見限られ、使用人からも蔑まれ、そしてついにはか家からも追放された。 彼女の外側しか見てこなかった者達に裏切られたエリアはもう誰も信用できない、死んでしまいたいと思うような人生のどん底にまで突き落とされた。 だが、17歳になった彼女は笑っていた。屈指の魔術で有名な名門校に入り、“魔術を使って”、今度は見限っていった人達を自分が裏切ってやるんだと、気丈な様子で意気込んでいた。 そんな彼女の成長と成り上がりの物語。 ※7/12 物語の整合性を図る為、第1幕を修正しました。大筋に変更はありません。
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