閃光の斥候~「光るだけ」と罵られた光の魔法使い、実は最強の斥候につき~
最終更新:2021/1/22
作品紹介
とある冒険者パーティの斥候として懸命に働いていたソーラは、貴重な「光」の魔法使いでありながら、リーダーから「光ることしかできない」と罵られていた。「ランタン」と侮蔑されていたソーラは、ついにリーダーの強引な言いがかりによってパーティから追放されてしまうこととなる。 そんな矢先、冒険者になったソーラを追いかけて、幼馴染のミウが帝都へと突然やってくる。一緒に冒険者をやろうとミウが声をかけるが、ギルドで悪評が広まってしまって新しいパーティは見つけられそうにない。冒険者の規則で新しいパーティを作ることもできない。 そんな二人に与えられた選択肢、それはとてもハードな業務だという「役所勤めの冒険者になる」というものだった。 「でも私、光ることしかできないし……」 「何言ってるの。ねぇねは私より強いから」 ソーラは「光るだけ」と誤解されていただけで、さらなる力を秘める最強の斥候であったことをミウ以外は知る由もなかったのだ。 「レーザービームって何!? 音速で斬るって何!? ありえないから! 常識的に考えて!!」 「光」の魔法使いソーラ。「音」の魔法使いミウ。二人のチートキャラが帝都にその名を轟かせる。 ※「カクヨム」様でも同時掲載中です。
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