≪魔王を倒した英雄≫のその後のお話 ~地球出身、異世界育ちのチート剣士!?~
最終更新:2019/1/8
作品紹介
異世界ケルディアに魔王現る。 絶大な力を振るう悪魔の軍勢は大陸各地に侵攻するが、人類は力を結集し、総反撃に出た。 魔王の軍勢は追い詰められ、魔王の居城に籠る。 その魔王城を攻略するために百人の勇者が選ばれ、突入した。 激しい戦いの末に生き残ったのは五人の英雄だった。 一人は千の剣技を誇る〝白金の騎士〟。 一人は千の魔法を持つ〝真紅の魔女〟。 一人は千の魔道具を操る〝奇才の魔導具師〟。 一人は千の戦を超えてきた〝孤高の戦狼〟。 そして、最後は千の刃を秘める名もなき〝無刃の剣士〟。 彼らを人は五英雄と呼び、誉め称える。 そして魔王の脅威が去って、二年。 明確な脅威が去ったケルディアにはまた大きな問題が浮上していた。 魔王がケルディアに侵攻するために広げた魔界とケルディアを繋ぐ次元の穴。その影響によってほかの穴も広がってしまっていたのだ。 その穴の先にあった世界は――地球であった。 ケルディアの二大強国が一つ、アルクス聖王国の片田舎。 そこにその日暮らしをするB級冒険者の青年、トウマ・サトウがいた。 そんなトウマに一人の令嬢が訊ねてくる。 その令嬢が持ちかけた依頼により、トウマは惰性で生きる日々とは別れを告げ、多くの厄介ごとに巻きこまれていく。 かつて、トウマが英雄だった頃のように――。 これは交わる二つの世界の物語。 一日二回更新中。応援よろしくお願いします。
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