転移した場所が【ふしぎな果実】で溢れていた件

　至って普通の高校2年生を謳歌していた竹中晴人なら足元に突如、謎の幾何学的紋様の魔法陣が出現する。 　晴人は必死に逃げようと抵抗するも魔法陣は晴人を決して逃そうとはしなかった。 　そして謎の閃光に包まれた晴人は気がつくと見知らぬ場所へと転移を果たした。 　見える限り鬱蒼とした木々、晴人は謎の森へと飛ばされてしまったのである。 　晴人は自分が飛ばされた場所がどんな場所とも知らずに、必死に生きていこうとサバイバル生活を始めた。 　そして晴人は必死に森の中を探索するも食糧も飲水も一切見つけることが出来なかった。そして晴人は死を覚悟した時、この森に大量に実っている毒々しく禍々しい果実に空腹の余り手をつけてしまうのであった。 　だが実はそれは【ふしぎな果実】という幻の果実だった。そして、晴人が転移した場所はというと【神の園】という神聖視される伝説の場所だった。 　そんな場所で晴人は必死に生きていこうと日々模索し、色々な環境のおかげでグングンと力を付けていく。 　【神の園】という幻の場所で、すくすくと力をつけ規格外の力を身につけていくストレスフリーのファンタジー小説。