無口な窓際ぼっち君、実はASMRにハマっていることが隣の席の美少女にバレてしまいました―――彼女はいつでも僕の右耳を狙っている―――
最終更新:2021/8/26
作品紹介
窓際最後列、通称『神席』に座っている莉斗。 彼はいわゆるぼっちと呼ばれる部類の人間だが、一人でいることに抵抗がないため、いつものようにイヤホンを耳にはめてまどろんでいた。 しかし、そんな平和な日常はその日をもって終わりを告げる。 「いつも何聞いてるの?」 突如として現れた隣の席の美少女が、彼のイヤホンを抜き取って聴き始めたのだ。 「こ、これって……」 「……ASMRだけど」 ぼっちな男子高校生の弱点を知った彼女は、その日から彼の右耳を狙い始めたのである。
評価・レビュー
まだレビューはありません。