久慈が丘の花の魔弾(バレ・ド・フルール)
最終更新:2018/6/22
作品紹介
受験シーズンまっただ中の11月、久慈が丘に住む女子高生、叶谷千咲は予備校へと向かう道すがら、腹ペコという名の人事不省で倒れてしまう。 寒空の下で震える千咲に、手を差し伸べる人小柄な影。 愛くるしい天使のごときゴスロリに導かれ、たどり着いた先はオシャレすぎるカフェ兼花屋。 ためらいがちにドアをくぐれば、そこには背の高い柔和な笑顔の美形が一人。 「──カフェ『Sorcière』にようこそ」 穏やかにほほ笑む青年は、何故かカウンターの隅で古めかしい銃を磨いていた──。 地味系腹ペコ女子とゴスロリ天使、穏やかな死神めいた店のマスターが織りなす、花と銃の浪漫譚。
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