マイ・ブラッディ・ガールズラブ

女子高生・佐山涙は同性に恋をした。彼女の名前は木下ミチル。クラスの不思議少女である。 好きなんだ、好きなんだ、好きなんだ。片思いをずっと続けるなんて無理。どうにか距離を縮めたい！ そんなある日、涙の現実は一変する。木下ミチルの言葉―― 「ぼくと一緒にいたら、死ぬよ」 道端の猫を見た二人は、謎の空間に転移する。そこで起きたのは、異能者同士の殺し合い。涙はミチルの本当の姿を目にする。 「好きなんだよ、ぼくは。殺し合いがさ」 ――初めての恋は同性に対してだった。その女の子は人間から外れた怪物だった。でも、この恋は私の生まれた意味なんだ。現実はどんどんおかしくなって、私もどんどんおかしくなるけど、それでも君が好きって気持ちは変わらない。これは私の人生だから。 現代異能アクションラブストーリー。