一万字の『仕返し』を、アナタに
最終更新:2019/11/17
作品紹介
「もし、また一万字の短編を書けたら……私にエッチなことをしてもいいですよ?」 私立長月学園文芸部部長、桜川清花(さくらがわさやか)から冗談交じりにそう告げられた僕は、スランプ中にも関わらず再び小説執筆に挑むことを決意する。 しかし、書けない。当然だ。だって清花先輩は僕の思い人。好きな人に自分の拙い文章を読まれると思うと、細かい粗が気になって一向に筆が進まない。 ああ、くそ。どうにかして一万字の小説を書き切って、いつも余裕綽々なあの人に『仕返し』ができないだろうか――?
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