ひきこもり 異国の空に英雄として在り ―成り上がりのエースパイロット―
最終更新:2020/3/1
作品紹介
「僕が天才ですって?」 異世界からの侵略者「デーモン」が出現し、ドイツを占領した1914年。デーモンたちはドイツだけでは飽き足らず、その魔手を隣国フランスに伸ばしつつあった。 そして緊迫するヨーロッパ情勢を尻目に、「僕」こと滋野清武は、遠く離れた日本でひきこもり生活を送っていた。 そんな自分に嫌気が差して、ある日僕はフランスの義勇部隊に入り、デーモンと戦うことを決める。 遠いフランスに渡ったのは、自らに嫌気が差して死に場所を求めていたからでもあったけれど、どうやら僕にはパイロットとしての恐るべき才能があったらしい。 パイロットとして認められ、人生の上昇気流に乗った僕はどんどん武功を挙げ、やがて英雄と呼ばれるようになる。 おかしいな。僕、自殺願望をぶら下げてフランスに来たはずだったのに……。 西暦1914年の僕は、ただの引きこもり。 西暦1915年の僕は、フランス軍最強のエースパイロット。 エースパイロットの原点にして頂点。 滋野清武の成り上がり伝説が幕を開ける。 ※2/18タイトル修正しました
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