勇者の剣を抜けなかった僕が、スキル無双で魔王討伐に至るまで。―リバンティア・サーガ第一部―
最終更新:2020/4/5
作品紹介
【完結済】 ――僕はそのとき、沢山の力と想いを託されたんだ―― 幼馴染への告白に失敗し、突き飛ばされて不幸にも屋上から転落した少年、浅木刀真。 彼は目覚めたとき、剣と魔法の異世界【リバンティア】に転移していた。 ラノベやゲームで憧れていた展開に興奮冷めやらぬトウマは、魔物に襲われていたところを助けてくれた少女セリアに、勇者の証である紋があることを告げられる。勇者となった者は、彼女と一緒に魔王討伐の旅に出る決まりだという。 怒涛の主人公展開にトウマは胸を躍らせ、勇者の剣を抜く儀式に挑んだのだが――どういうわけか、剣はピクリとも動いてくれなかった。 絶望するトウマ。しかし、そこに謎の声が響く。 ≪――条件達成確認、『コレクト』を使用しますか?≫ トウマがその言葉に従った瞬間、彼の体は光に包まれ、そして有り得ない数のスキルを習得していた――。 これは、勇者の剣を持たず、大量のスキルを駆使して世界に蔓延る闇を払っていくトウマの、長き戦いの記録である。
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