青海のリグレス《序》
最終更新:2020/6/1
作品紹介
『空と海が誘う異世界ファンタジー』! 魔法を失った人々が、女神から新たな恵みを与えられた世界ハルミア。この世界の人々は、神より賜った万物に寄り添う不思議な結晶「リグレス」と共に歩み、豊かに暮らしています。 ハルミア最大の勢力を誇る王国マハルガリアの、東と南の間に広がる海域には、かつて「神に愛された海」と称された海を一望できるギアナティアナ諸島があります。 今や行楽地として人に親しまれるギアナティアナに、第一等の高級リゾート「サンティアラ,スパ・リゾート」があり、主人公である少年セトは、そこの副総支配人に任命されました。 行楽に訪れる高級貴族や大富豪、ご夫人や令嬢を日々もてなすゲストリレーションズとして働きながら、大陸で権謀を巡らす者達の騒動に巻き込まれつつも、彼はチナツという少女と出会います。ふたりは「空と海のはざま」という言葉をきっかけにして、この島を巡る様々な人や景色に触れていく。 魔法を失った者達が、新たな理の道具「リグレス」を携えて生きる世界。 青い海と白い雲のそばを颯爽と駆け抜けていく異世界ファンタジー。 今回は、その冒頭のお話をお届けします。
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