愛も物語も少し重めなGL小説です。 龍スルンツェ。それは最強の生物であり、人族の守護者である。 吸血鬼ローアル。それは最強の魔女王であり、魔族の統率者である。 互いは互いを信じる種族のため、何年にも及ぶ戦いを繰り広げた。 やがて人族は精霊の力を借りて精霊術を、魔族は世界樹の力を借りて魔法を使い、戦火に身を投じていった。 やがてその戦いは世界へと広がっていき、おぞましい数の死者を出す世界戦争へと発展していった…。 しかしそれは今や大昔の出来事となっている。 奇跡の子、テラス・テオフィルス・シュトラールの異世界での少し重めな愛の物語を、お楽しみください。 奇跡よ。災いあれ。
更新:2024/6/13
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